2005年3月第3週


新前橋区の165系リニューアル車を使った休日の快速「ホリデー快速あかぎ鎌倉」は

高崎線方面から鎌倉、横須賀など行楽地への観光客の利便性を計った列車でした。

高崎や伊勢崎を早朝に出発、所要時間約3時間半ほど要し逗子に到着。現在では

乗りたくても乗れない165系、色は違えど急行用の車両ですから、日帰りでも気分は

チョットした旅行、往路はお馴染のボクッスシートで飲んで食べて旅情に浸り、帰りは

乗れば一気に我が家の街へ、爆睡したって大丈夫。てぇ〜事で非鉄な方々の間では

大変評判が良かったようです。そして、観光も行楽も関係ない鉄な人達も別な目的で

ホリデー快速あかぎ鎌倉」を拍手喝采で乗車していました。当時の山の手貨物線を

走る埼京線は通常恵比寿止まり、ソレより先に行く為には特別料金を払わせられる

特急かホームライナしか走っていない為、ここを乗り潰すにはもってこい列車でした。

だからって鉄がワンサカ乗っていた、って言う記録はどこにもありませんけど・・・ねぇ

非鉄な方にとっては、どこをどう走っても良いから、乗り換えなしでいけるのが魅力、

そんな列車でした。


                  山の手線 池袋 1997-9
 Photo by 武蔵高萩