2003年4月第4週


 鉄道クイズの定番”特急の止まらない県庁所在市の駅は?”の答えを

一つ減らす為、天鉄局が意地で引いたか知りませんが、設定の必要が

イマイチ疑問だった名古屋〜奈良〜東和歌山間特急「あすか」。当時、

新幹線から近鉄特急を乗り継げば、奈良までの所要時間は約1時間半

コレが「あすか」を使うと2時間25分、おまけに一日一往復ではトッテモ

勝負にならず、1967年には廃止され僅か2年のの短命特急でしたが、

鉄的にはその運転経路は魅力十分、奈良から先、東和歌山へは途中

今は無き竜華機関区より阪和貨物線を経由し杉本町で阪和線に入る

イマドキのミステリートレインもマッツァオの粋なルートでした。もしコンナ

経路の列車に乗ったら、車内放送聞いただけでワクワクですよね。 


                     関西本線 名古屋? 1966-夏
 Photo by 名誉団長