2010年12月2回目


巷で「はやぶさ」と言えば近頃の注目度ナンバーワンはなんと言っても小惑星探査機。

艱難辛苦乗り越えて7年の長旅の末、月以外の天体の物質を持ち帰ったのはまさに

技術大国日本の面目躍如ですなぁ。そしてもう一つの注目は、東北新幹線に3月から

投入される最速列車E5系「はやぶさ」。いかにも早そうな名前で、320km/h運転には

うってつけの愛称ですが、どうもこの名前を聞くと西のイメージが強いですね。 元々は

その昔、東京−大阪間のビジネス特急誕生時の列車名募集第1位だったにも係らず

「こだま」に足元をすくわれた悲しい過去からスタートしたものの、その後は東京から

九州への寝台特急列車、走るホテルと称されたブルートレインの一員として、2009年

3月のダイヤ改正で廃止されるまでの長きにわたり大活躍。 そして今度は募集数7位

ながら、我が国ナンバーワンの俊足列車の愛称として復活。まさに半世紀前の借りを

返した形となりました。と、長々と口上を述べましたが、結局のところはHM探検団での

登場回数もナンバーワンだったりして・・・。

          鹿児島本線 小倉 2008-11
 Photo by カモ