2019年7月第3回 |
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今回は過去にもやった事があった筈の10年前の駅撮り、ってなヤツを御笑覧下さい。 駅撮りしたのは、陸奥津軽の城下町奥羽本線の要所弘前、その下り本線と中線の間 ホームの無い下り副本線から出発するJR貨物「仙北」ED75 140号機牽引の貨物レで ございます。今じゃ定期運用から外された僅か5両の稼動機が、工臨などで糊口凌ぐ ED75は、10年前だって稼働中のED75を撮れるなんざぁ、超ラッキーでございました。
サッシの窓、その窓枠内側には旧客時代の昔からお約束、道中のノドを潤すお茶が、 行き先表示は勿論車体中央に挿してある、深浦って書いてあるサボが宜しいのです。 10年前じゃキハ40だけだった五能線にも来年(2020年)にゃ新品の電気式気動車が、 投入されちゃうらしく、キハ40にも引退の時期が迫っている様でございます。そして、
1番線には「かもしか」色の485系がGW中だからか、臨時の幕で停車中でございます。
それじゃ、10年前どころか更に昔、五能線に8620混合列車が走っていた国鉄時代の 2番線ホームの風景もモノはついでってんで、アップしてみました。その頃の2番線も 現在と変わらず五能線列車が、主に発着しておりました。違うのは木製の梁に上屋、 蒸気暖房の湯気に包まれた客車に牽引機8620ってとこでしょうか。分岐駅川部から 五能線への入る進路は、弘前方向へスイッチバックする様に分岐するんで、カマは 逆向きで弘前を出発、川部で機回しして前位に付け直し、五能線に向ったんですね。
そして、JRの上下本線と旧弘前機関区跡地に挟まれた所にゃ、弘南鉄道のホームが 今も10年前も健在でございます。停まっているのは元東急の7000系、10年後の今も 変わらず弘南線の主力として活躍中なのです。JRだけじゃ片手落ち弘南鉄道の方も
昔々約50年程前の駅撮りを上げときます。当時の弘南線ホームは、今の2番線の側 だけで、今の1番線のとこは国鉄の側線でございました。写っている車両なんですが、 いくら調べても形式が判んないのです。国鉄時代はさておき、10年前の弘前駅にいた 車両は、どれもジ〜サン鉄の目に優しい昭和生まれでございました。 奥羽本線 弘南鉄道 弘前 2009-5 国鉄奥羽本線 弘前 1973-1 弘南鉄道 弘前 1968-4 Photo by モノクロ 松原の親方 カラー 団長 |