2019年6月第3回

この前増結1号車にアップした、思鉄揃ってのドイツ鉄旅リポートじゃ、Falkenbergって

駅に出掛け旧型のDCを駅撮りちゃう心算だったけど、空振りに終わっちまった。って

サラっと書いてあんだけど、実際にゃFalkenbergで約1時間半、4月だってぇのに雪が

舞うほどの寒さのなか、震えながら到着を待ってったんです。前以って調べたネットの

情報じゃ、到着時間は10:20頃でございましたが、11時まで待っても来ませんでした。

っても、当然1時間半黙って待ってった訳も無し、待ってった間に駅撮り写真なんぞを

ご覧頂いちゃいます。左っ側の赤いダブルデッカーが、乗ってきたREでございます。

先ずはホームに降りるてぇっと、直ぐに駅北側前方にあるヤードから新車を満載した

車運車で組成された貨物レが、目の前を通過して行きました。先頭のオレンジ色の

カマは、North Railって機関車レンタル会社から貸りてるMaK G 1206ってな型式の

液体式ディーゼル機関車らしいだけど、似た様なカマが幾らでもあっから自信無し。

Falkenbergは地平ホームと直角交わる相対式の高架ホームの2階建ての駅、地平は

相対式の間に島式がある3面4線の構造でございます。となる、駅撮りするんだったら

真ん中の島式ホーム、それも旧型DCが来る筈の北側ホーム端で決まりなんで、早速

移動して端に向って歩いてっと、後ろから列車接近の気配を感じちゃいました。慌てて

振り向くってっと、232型電気式ディーゼル機関車が、東ドイツ132型時代の復活色で

通過して行きました。このカマ現在では、鉄道施設をメンテナンスするDBの子会社の

所属となってるようです。それにしてもDR色の232型を撮れちゃったとは、ラッキー。

その5分後にゃ南行きの貨物レが、青いCDチェコ国鉄383型電気機関車に牽引され

やって参りました。もっともチェコのカマったって、実際はジーメンスがVectronってな

ブランドで製造してる、レディーメイドの機関車なんで、色違いのカマがヨーロッパ中

至るとこに走ってんで、撮っても鉄的にゃイマイチ面白みに欠けちゃうんですよねぇ。

規模の大きい駅の割りにゃ旅客列車の方は、各運転系統とも2時間ヘッド貨物レに

比べりゃチョット情け無いのです。その旅客列車が、駅撮り始めて1時間経った頃に

やっとこ1本入線してきました。車体はシルバーですが、DB1442-3型5連接車電車の

運用で運転されてる、当駅止まりのRB(普通)列車でございます。この1442-3だって

ボンバルディアのタレント2ってブランドのレディーメイド車両、ホントやんなっちゃう。

結局11時まで待っても旧型DCは現れず、諦めて帰ろうとした時に来たのが北行きの

貨物レ、これまたカマは、ボンバルディアのTRAXXなるレディーメイドの電気機関車、

前面に185って表示されてっから、DBの185型と同型か、DBのセコハンかも知れない

CAPTAINってオープンアクセスの列車運行会社の所属なのです。こんなカマばっか

撮ってるってぇっと、103型が走ってた時代はホント良かったなぁ〜、ドイツに来てまで

愚痴っちまう、思鉄なのです。

DB ドイツ鉄道 Falkenberg Elster 2019-4

Photo by 団長

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