2010年11月第4回

今週の駅撮りは洋物、駅はSZUと言う私鉄で、チューリッヒS-Bahnラインナンバー

S10の終点「Uetilberg」。この駅はチュ−リッヒ中央駅から約10kmの山の上にあり

駅から少し歩いた展望台に登ればチューリッヒ市内が一望だそうでございます。って

自分は鉄が忙しく展望台に行っていないので、単なる受け売りですけどね。車両は

Be560型。そして、この電車の特徴はなんと言ってもその集電装置なんです。普通

パンタグラフは線路方向に向かって、車両中心に設置してあるんですけどね、この

電車、写真では車両右側に設置してあるがわかるでしょ。実はSZUにはもう1本別に

ラインナンバーS4という別の線があり、S4とS10はチューリッヒ中央駅から両線が

分岐するチューリッヒ-Giesshuebelまで同じ線路を使用するんです。しかし、写真の

Be560型電車はDC1200Vの直流車に対し、S4はSBBと同じ交流15,000V、つまり、

一つ線路上に真ん中に交流、右端に直流、2つの架線を装架してある為にパンタが

右側にあるんです。所変れば品変るの格言どおり日本じゃ考えられませんね。でも、

ポイント上の架線って如何なっていたんだろう?

スイス チューリッヒ エスバーン SZU S10  Uetilberg 2010-4

Photo by 団長

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