2010年8月第1回 |
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網の目の様な架線柱の下にずらり並んだ線路が6本、関西地区以外の私鉄ファンが 一度は此処で駅撮りしたいと、恋焦れた阪急十三駅梅田方向の展望でございます。 大手私鉄の複々線区間なんて今じゃ珍しくもございませんが、1970年代関東私鉄で 複々線区間といえば、東武伊勢崎線の北千住〜竹ノ塚だけでした。ソレに比べ流石 私鉄王国関西、阪神以外はミンナ複々線区間が存在してましたね。ソノ中でも写真の 阪急は梅田から僅か2.4kmながら京都・宝塚・神戸線と、複線が横に3つ並ぶ3複線 という豪華な線形。木製架線柱に単線の鄙びた情景も良いけど、都会の鉄道風景は 架線のジャングルに無数のレールなんて眺めがヤハリ宜しい様ですね。その十三を 出発して梅田に向かって走り出した電車、デイ100亡き後京都本線のスターだった 2800系ですよ。貫通扉を挟んで左右に付けた特急マークはスターの勲章でしたねぇ。 阪急電鉄 十三 1977-9 Photo by 団長 |