駅には何の特徴もないけれど、写っている車両の方はずいぶんと特徴がありますね。

ちょっと見た目にゃ415系1500番代のようだけどちょっと面長な感じだし、側面をよく

見りゃなんとダブルデッカー。 数ある415系のバージョンの中でも飛びぬけた変り種、

たった1両しか製造されなかった415系1901です。 長距離通勤客の着席率アップを

謳い文句に1991年に試作されましたが、 関東でも有数の混雑区間常磐線。415系を

次々とロングシート化している中で、 一般車で２扉ダブルデッカーのクロスシートじゃ

大混乱が予想され、結局は比較的乗降客が少ないところでの使用となっていました。

そう言えばあの頃は、 鹿島鉄道撮りに行くのに時刻表捲って二階建てマークを探し、

この電車に乗って行ってましたっけねー。

常磐線　松戸 　2005-6

Photo by　カモ