07年1月2回目 |
今回もいつも通りインチキ湘南でございますよ。このフロントピラーがチョイト余分に ある顔つきの車輌は聞くも涙悲運の運命をたどった、大井川鐵道のクハ6051です。 このクハ6051のルーツは元北陸鉄道河南線のクモハ6000とペアーを組んだ制御車 クハ6051。1962年にそれまで凄い経歴の小型車だらけだった河南線に転換クロス、 カルダン駆動の新造車として登場、河南線のエースと期待されて急行で活躍するも、 時はすでにモータリゼーションの時代に突入、北鉄河南線は10年もたず1971年に 廃止されてしまいました。その後弟分の「しらさぎ」こと6010系と共に大井川鐵道に トラバーユされましたが、当時の最先端のメカニックを駆使した事がアダになり、600 から1500Vに昇圧することが出来ず、結局クモハは電装を解除してクハ化にされて 転換クロスを装備した豪華な固定編成トレーラーの誕生と相成りました。でこの編成に 付いた電動車がナント戦前生まれの古豪元富士身延鉄道の車輌だったそうです。 湘南フェース探検団UP車両のランキングに是非、投票して下さいネ。 大井川鐵道 下泉 1971-6 |