昨年の訪問が最期になるかと思われた太平洋炭鉱鉄道・・・幸いなことに炭鉱の閉山の後も釧路コールマインと
名前を変え、研修の為の採掘が行われることとなり、元太平洋石炭販売鉄道部だったこの鉄道も生き残ることに
なりました。しかし出炭量は激減しまし たので、これにあわせて運炭量も減ってしまい、私たちが訪れた1月31日は
午前午後各1往復、計2往復の運転でした。しかしそれでもこの鉄道の動く姿を見 ることが出来たのは幸いでした。
今後も予断は許しませんが、元気で活躍してもらいたいものです。もう一つ、これは全く期待しないで行ったの
ですが、なんと鉱外軌道のナローが動いているではありませんか。勿論鉱内には入れませんので道路からの
撮影で したが、時間の経つのを忘れて、見とれてしまいました。この電気機関車??はずっと以前、春採の丘の
上で見た怪しげな機関車そのものでした。ナベトロとヘロヘロの軌道、昔見たナローの専用線をだぶらせての一時、
こんな鉄道を今の世で見れるのは奇跡に近いかも知れませんね。

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2003,1,31  春採湖に沿って走るD801の運炭列車。あの特徴的なロッド式DLはもう動かないのでしょうか?

2003,1,31  こちらは日本離れした顔立ちの珍しい電気式ディーゼル機関車D601。

2003,1,31  千代の浦に沿って走る姿は、この鉄道のハイライトではないでしょうか。

2003,1,31  この日は、モーターカーによる除雪列車も走っていました。今年は、釧路も雪が多かったです。

2003,1,31  こちらは坑外軌道、乱立する架線柱で、なんともいえない雰囲気がありました。

2003,1,31  まるで鳥居が連なっているような景色、ナベトロと怪しげな機関車がなんとも言えません。

2003,1,31 これが電気機関車です。昔見たナローの専用線(1973年ごろ)春採の丘で放置されているのを
見たときは作業用車輌かと思いましたが、30年経って動く姿を見ることができました。

2003,2,2  線路はご覧の通りヨレヨレ、向こうに機関車が二両見えますが、大きさが違うようですね。

2003,2,1 この日湿原号を撮った後に春採に行ってみたら、なんと列車運行中とのこと、慌てて千代の浦に
向かい、夕陽に染まるシーンを見ることができました。空にはカモメが舞っていました。

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