この日はご覧ような状態で、越後金丸の印象はただ雪・雪・雪・・・しかありません。本来ならこの付近は荒川に
沿った景勝地で、有名な鉄橋もあったのですが、結局ほとんど分かりませんでした。しかし、豪雪の中を行く
9600は、生活を守る足として、使命感さえ感じたのです。やはりこの日の出会いも、強く印象に残っています。
 

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1971,3   越後金丸付近にて   線路もわからない雪の中を行く貨物列車。

1971,3   越後金丸付近にて     当時は旅客も蒸気牽引が主力でした。

1971,3   越後金丸付近にて   上の写真の標準レンズでのカット、強風に煙も流されて・・・

1971,3   越後金丸付近にて  こちらの9600は補助灯つきの二つ目、 米沢機関区のカマ。

1971,3   越後金丸付近にて   雪と煙でよく見えませんが、煙突回りは???

冬の道なき地方では線路も重要な足、かくまき姿に背負う大きな荷物は、行商の人だろうか。

1971,3   越後金丸付近にて    この日は大幅にダイヤが乱れ、撮影場所を探しているうちに列車が・・

あたりにはこんなものも  物資運搬ケーブルか。

これは翌朝の写真、雪がやみこんな車輌も走ってきた。

1971,3  越後金丸付近にて  真っ白な闇の中から突然に現れた列車が、音も無く近づき去っていった。

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米坂線9600早春編>>

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