山線の蒸気機関車たち

 

函館本線は函館ー旭川間の路線ですが、現在は長万部から先札幌方面は室蘭本線経由が主体になり、
特に非電化の長万部ー小樽の間は通称山線と呼ばれ厳しい山越えの区間ということもあって、現在は
優等列車はゼロ。その姿はまさにローカル線そのものです。し かし1970年代くらいまでは、この区間にも
優等列車が走り、特に急行「ていね」そしてそれを引き継いだ「ニセコ3号」は1971年にDL化されるまでの
間、C62重連の牽引でファンの間に絶大な人気がありました。私も1969〜1971年の間、山線にニセコを
追ったものです。当時はC62ばかりに目が いっていていましたが、貨物や普通列車の牽引に働いていた
D51の姿も印象的なものがありました。と言っても撮っていたのはいつも同じ列車ばかり・・・すなわち上り
104列車の後追いでやってくるD51の貨物、そしてそのあとにやってくる上りの普通 列車がほとんどでした。
この普通列車は長万部に戻る時は乗車しなければなりませんから、やはり撮った回数はそれほど多く
ありませんでした。また撮影ポイン トもほとんどが駅に戻りながらで、ある意味行き当たりバッタリだったと
思います。大スターがいたために影が薄くなりがちですが、そんなD51を中心に撮っ た山線の列車たち、
今回UPしてみました。例によって撮影場所が一部怪しいものもありますが、ご容赦下さい。なお、C62重連
ニセコは別にUPしてい ますが、次回これもリニューアルする予定でいます。

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雪の銀山に進入する下り列車  1971,3

然別ー銀山  両側は雪の壁 上り普通列車  1970,3

然別ー銀山 やはり雪の壁の中を行く貨物列車  1970,3

銀山駅 大きな看板が印象的でした  1970,3

銀山駅に侵入する列車 タブレットキャッチャーも懐かしい 1970,3

銀山にて この頃は勿論駅員がいてタブレット交換  1970,3

銀山で発車を待つ  1971,3

然別ー銀山にて ここは後に超有名ポイントに  1970,3

然別ー銀山  この年はカラーも使っていました。前の年よりは雪も若干少な目か  1971.3

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