沼ノ端にて

 

室蘭本線沼ノ端ー遠浅、この区間は一直線に続く複線の線路の上を、次から次へと蒸気機関車が
やって来る、名撮影地でした。途中で千歳線も分岐をし、そちらにも蒸気列車が・・・・・。フィルムが
いくらあっても足りないというポイントで、しまいにはD51の貨物列車はただ見送っただけのことも
しばしばでした。私は1969年と1973年の二度ここを訪問しました。千歳線の植苗で降りて、沼ノ端
方面にしばし歩くと、やがて室蘭本線をオーバークロスする場所にでます。このあたりはネットでも
多くの方が発表されていますので、ご覧になった方も多いのでは?? ちなみに思鉄でもカモ団員が
以前にUPしています。特に迫力があったのは長い運炭列車でしょうか。また蒸気牽引列車どうしの
すれ違いシーンなどは、ほかではなかなか見られないものでした。C57の旅客も魅力的でした。

 

1969,3   沼ノ端ー遠浅   室蘭本線上り鈍行列車、旅客は主にC57が牽引していました。

1973,3   室蘭本線下り石炭列車、空セキですが長大編成を牽く姿は迫力がありました。

1969,4   下り旅客列車は有名なお立ち台から、長く延びる直線は、独特の雰囲気がありました。

1969,3     次から次へとやってくる列車、時には迫力ある蒸気列車同士のすれ違いも見られました。

1973,2    貨物列車はD51でしたが、しまいには「何だD51か・・・」などと言う恐れ多い言葉を呟き、
            ここで見送った列車も数多くありました。

1973,2   下り旅客列車、この時は貨物よりもC57の旅客を主に狙っていました。

1973,2   上り旅客列車、中にはD51牽引の旅客も・・・・しかし長い旧客の編成は今見ると殊更美しいです。

1973,2   あたりは原野。

1969,3    手前の線路は室蘭本線、列車が行くのは千歳線です。しかし9600が走っていたのは今回写真を
            見て初めて知りました(トホホ)

1969,2    沼ノ端ー植苗   ナメクジD51 84号機が牽く千歳線の貨物列車です。

1069,2   植苗にて   沼ノ端に行くには植苗から歩くのが定番、植苗には手作りの蒸気の時刻表があり、
           これを見ながらの撮影でした。

 

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