2009年12月1回目


 客車列車が一部のゴージャスな寝台特急を除くとほぼ全滅状態という日本の鉄道、

動力車(こちらも今じゃ殆んど死語?)の働き場所も貨物列車やヤードの入換えに

限られちまってますね。その鉄道貨物も昔みたいに幹線からローカル線、どの駅でも

ワムやトラが転がっているナンテ事は無くなっちまいました。JRがそんな具合なんで、

JRと貨物の受け渡しをしていた私鉄は必然的に取り扱いを廃止、専用線も衰退の

一途という寂しい昨今でございます。そのチビシ〜鉄道貨物業界にチョッピリ嬉しい

ニュース、神奈川臨海鉄道本牧線が今年(2009年)開通40年を迎えました。そして、

開通40周年を記念して「本牧線開通40周年」HMを付けた列車をはしらせています。

旅客営業している普通の鉄道がナントか記念のヘッドマークを付けるなんて事は別に

珍しくもないけど、臨港鉄道みたいな貨物専用鉄道がHMをを付けるのはヒジョ〜ニ、

珍しいですよね。当然、本牧線沿線は激パ必死かと思いきや、同業者はナント0人、

神奈臨アッシが独り占め・・・・喜ぶべきか、憂うべきか、儚い気分でございました。

          神奈川臨海鉄道本牧線 根岸〜横浜本牧 2009-11
 Photo by 団長