2009年1月第3週


操車場が死語と化した現在のJR、私鉄の貨物列車は風前の灯火、残っている方が

不思議なくらい。それもセメント不況で、秩父鉄道や三岐鉄道でも運転本数はかなり

減っている様です。東武鉄道では開業当初から貨物輸送があって、ナント104年間も

続いたそうです。離れ小島の東上線でも、下板橋の日本セメントへの貨物列車が

残っていましたが、本線より早い1986年(S61年)10月31日限りで廃止となりました。

下板橋には長い間、ピーコック用の転車台が残っていて、いつか写真を撮りたいと

思っていけれど、なんせガキの頃だったので・・・結局は何気なくただ見ていただけの

東上線の貨物列車でした。ですから、写真を撮ったのは無くなると知った頃からです。

地味な列車でしたが最終日には「さよならED5016」のHMを付けて貰い、勇退に花を

添えました。 

             東武東上線 東武練馬 1986-10
 Photo by むさちゃん