2008年8月第2週


183系と思しき国鉄特急色の列車とすれ違い、品川に進入するEF66牽引の寝台特急。

一瞬 国鉄黄金期の風景が蘇ったと思ったけれど、特急「富士」にしてはヘッドマークの

型が変?独特の山型ではなく普通の円形、それも富士山の下には猛禽はやぶさの絵。

そう、コノ列車こそかつて栄華を極め走るホテルと謳われた寝台特急ブルートレインの

成れの果て、誰が呼んだか「富士ぶさ」こと併結特急寝台列車「富士・はやぶさ」です。

それにしても、如何に航空機・新幹線の時代とは言え、ナニがここまでブルートレインを

情け無い姿したのか。もしかして各社各様の思いが交錯する原因を作った国鉄分割が

ブルートレイン衰弱の一因かも知れないゾ。っとイツニ無く物事を真剣考えちまったぞ。

で、我に返って返しの回送を撮ろうと、田町で結構な人数の同業者と待ち構えていたら

ドンピシャのタイミングで銀箱E231外回りが被ちまいやがんの。あァ〜あ。

             東海道本線 品川 2008-6
 Photo by 団長