2008年4月第4週


碓氷峠から轍の響きが消えてから今年(2008)で、早10年の月日が経過しましたね。

旧客車の窓を開けて買った横川の釜飯も、峠のシェルパEF63も今では遠い過去の

物語となってしまいました。そのEF63と共に消え去ったのが、碓氷峠区間直通列車の

牽引用に開発されたEF62。碓氷の急勾配でEF63との協調運転を前提にした設計が

取り入れられていました。でもこれが災いしたのか、JR-Eのインボーか?、新幹線の

開通による信越本線横川〜軽井沢間碓氷峠閉鎖で、山の仲間だったEF63と一緒に

鉄路を去っていきました。そんなEF62最後の晴姿「さよなら碓氷峠」号を記録しようと

大宮まで、ワザワザ出かけたのに・・・隣からしゃしゃり出てきた銀箱電車に、見事に

被られちまった、くっそ〜〜っ!。

(ED42が活躍したアプト時代の碓氷峠はコチラをクリック)

             東北本線 大宮 1997-9
 Photo by むさちゃん