2006年1月第3週


 "山はしろがね〜、朝陽を浴びて〜すーべーるスキーの風切る速さ" 冬真っ盛りの 

今は、まさにスキーシーズンも真っ盛り!! とはいえ今年は大雪でちょっと寒すぎるかも 

知れませんが・・・。

 そんなスキーヤーたちの夢を載せて1986年に登場したのがシュプール号でした。

最盛期には首都圏や名古屋・関西地区から、各地のスキー場に向けてさまざまな

車輌を使った、シュプール号が運転されていましたが、それも今は昔のこと。近年の

高速道路の整備が進むと共に、荷物の多いスキーは車が移動の主体になり、更に

安い料金のバスツアーに客を奪われ、追い討ちをかけるように、バブルがはじけて

からはスキー自体の人気が下向きになったことで、遂に2002年からは、関西地区

(JR西日本)のみの運行になってしまいました。

各地に走っていた頃は、"シュプール白馬"や"シュプール蔵王"など、スキー場の名が

ついていましたが、:現在は黒姫高原行きのみとなってしまい、単に"シュプール号"と

呼ばれています。写真の列車は"シュプール白馬"で、14系改造のムーンライト九州

などに使用される客車ですが、この大糸線の名物橋梁を行くシュプール号の姿も、

今は見られないのが残念です。。


              大糸線 小滝〜根知 1992-2
 Photo by 名誉団長