2005年6月第1週


今週のHM探検団はマタシテモ頂きもの登場、キハ58急行「火の山」。ご提供は

大鐡関連の人気サイト「煙の絵日記」管理人草薙みかん様です。「火の山」が

活躍した豊肥本線はむかし96、いま86が立野の三段スイッチバックを喘ぎ上る

シーンが人気の風光明媚な高原鉄道。今や貴重品のキハ58系も写真を撮った

十五六年前は普通の鉄ならレンズを向けな、いありふれた車両でした。当時は

何にも感じなかったけど、いま改めてキハ58系急行を見ると均一周遊券一枚で

九州を全国を廻っていた、ビンボーだけど楽しかった頃の記憶が蘇ってきます。

撮影地への移動はもとより、冬は温もりを夏は全開窓から涼風を、疲れた時は

寝台車、腹が減ったら食堂車っと変幻自在のキハ58でした。ところでカンジンの

急行「火の山」ですが、特急の設定が無かった当時の豊肥本線では当然の様に

看板列車で、1980年位までは編成には当然キロも入っていました。運転区間は

三角・博多〜大分が一般的でした。じゃ今の豊肥本線の優等列車はってぇ〜と

当り前の様に急行無しで普通の次はイキナリ特急、ソレもワンマン運転だって!

付いた名前が”九州横断特急”・・・もうコメントする気力が・・・・


                  豊肥本線 立野〜赤水 1988-10
 Photo by 「煙の絵日記」草薙みかん様