2023年11月回2目

今回のヘッドマーク探検団は、ヘッドマークに非ず、おこがましくってサイドマークとも

言えない、サボに居候した新潟〜米沢間を白新線・羽越本線・米坂線を経由して結ぶ

快速「べにばな」でございます。この快速「べにばな」は、今まで新幹線やJR・国鉄に

翻弄され続けながらもシブトク生き残ってきました。ご先祖様は、1960年代から同一

区間を走り、更に山形からは奥羽本線・仙山線を経由して新潟〜仙台を結んでいた

準急「あさひ」→急行「あさひ」でございます。ところが、上越新幹線の開通で米坂線

沿線朝日山地由来、愛称「あさひ」を盗られちゃったのが、ケチの付き始めでした。

国鉄が解体されJRなっちゃうと今度は、奥羽本線福島〜新庄間標準軌に改軌した、

山形新幹線なる1435mmゲージの在来線のあおりを食い、米沢〜山形〜仙台間の

運転区間が、敢え無く短縮されっちまいました。そして、止めの2022年8月豪雨での

不通区間多発の為、2023年11月現在も運休となっちゃってます。まぁ赤字線区は、

なんとか廃止しちゃいたいJRにとっちゃ渡りに船の現状、快速「べにばな」の運命は、

このまま終わちゃう可能性、99.9パーセントの様でございます。それはそうと、流石に

サボに書いてあるチッコイ愛称だけじゃ申し訳ないんで、撮ったのは、キハ110系に

代わる前なんで、地平時代の新潟駅と新潟色のキハ40をアップでございます。

白新線 新潟 2008-8
Photo by 団長