2020年1月回2目

前回のインチキHMをインチキ愛称名(サンライズエキスプレス→サンライズ出雲)で

アップしちゃった反省を込めた今回は、真っ当な「出雲」のヘッドマークでございます。

まぁ真っ当って言ったって、走行中でも停車中でもない、客車も連結してない単機の

カマに付いてるてぇだけなんですけどね。しかし、カマはEF65 509号機、東海道本線

特急寝台列車の仕業だけにに当てられた、当時の国鉄在来線のフラッグシップ機で

ございました。所属だって全国各地にあった、庫の最高峰東京機関区なんですぜ。

撮影の約1年前(1972年3月)に急行から特急に格上げになり、牽引機もEF58から

写真のEF65 500番台P型に換わり、客車も10系から20系になって、東海道本線の

花形列車の仲間入りとなりました。出発時刻も急行時代19時台から約1時間早めて

18時台に、京都はカマ換えの運転停車扱になって、急行時代の関西圏有効時間帯

少し考慮の4時台京都着から、ダイレクトに首都圏対山陰連絡のスジとなりました。

でも何故か列車番号だけは、7レ「富士」「出雲」9レ「あさかぜ1号」の順で出発の

為か、二桁だった33・34レから四桁の2001・2002レとなっちゃいました。

東海道本線  東京機関区 1973-6
  Photo by 松原の親方