2015年6月回1目


ゴールデンウィークの最中E657系の初乗りを兼ね、久し振りにひたちなか海浜鉄道に

行って参りました。本来ならその時乗った「ときわ」のヘッドマークをアップしたいので

ございますが、ご存知のとおりJR東日本最近の新造車両は、どれも正面ノッペラボー

HM無し、愛想の無いことこの上ないのです。しかし、勝田で乗り換えた第三セクター

ひたちなか海浜鉄道は、どの編成にも海と花がデザインされ「Nemophila Access」と

書いてある、立派な円盤のヘッドマークが付けられておりました。ネモフィラとは終点

阿字ヶ浦からバスで10分程の所にある国営ひたちなか海浜公園に群生している青い

花の名前だそうです。厳しい環境の中、常に集客に創意工夫を重ねなければならない

3セクひたちなか海浜鉄道、ヘッドマーク一つ車両に付けるだけで、非鉄な方々だって

そんな列車に乗れば、日常と違うスペシャルな一日がこれから始まるぞ、なんて事を

考えちゃうんじゃないでしょうか。事実この日はどの列車も行楽客満載、本来ならば、

キハ20系旧型気動車キハ205+2005で運転されるはずだった列車は、乗客多数の為

キハ37100を増結して3両編成して運行しておりました。鉄的にはキハ37100が余計

などと言ってはいけませんよ、後々こちらの新旧混編成の方が、レアになるのですよ。

これ、40年も50年も鉄やってると判るのでございます。

    ひたちなか海浜鉄道 湊線 金上〜中根 2015-5
 Photo by 団長