今回の駅撮り探検団は、松原団員が残してくれた銀塩中から東海道本線富士駅での

スナップをアップです。146kmのキロポストがある4番線ホームに入線して来る80系は、

恐らく熱海行各停458Mでございます。正面2枚窓湘南フェース・オレンジとグリーンの

湘南色、その元祖の80系駅撮りも説得力イマイチのモノクロじゃ、なんとも情けない。

5番線上り本線に停車中の165系は、甲府発〜静岡行身延線から急行「富士川」3号

じゃないかと推測致しました。今はJR東海が特急と言い張っている、実質有料快速の

373系「ふじがわ」は、身延線ホーム発着だけど、当時はトカホ発着だったようです。

そして、富士市の基幹産業言やぁ製紙工業でございます。なので、現在もそれなりに、

国鉄時代は東海道本線の他に身延線にも貨物列車が走っていました。その身延線の

貨物用電気機関車、山側の側線で待機中のEF10の2次型17号機と19号機です。

上の3コマの4年前、身延線経路変更前の東方面に列車が、発着していた最後の年に

列車の窓から撮った、富士駅東海道線上りホームの80系、身延線ホームに停車中の

80系急行「富士川」でございます。また、身延線から伸びてる線は、富士電車区への

出入庫線だと思います。近頃は、湘南色の車両をカボチャ電車って言う鉄もいる様で、

まさに国鉄時代は、遠くなりにけり。

　東海道本線　富士　1973-6 1969-8

Photo by 松原の親方