2022年1月1第回

駅撮りファンの皆様、明けましておめでとうございます。2022年オープニングを務める

時節たぁ全く関係無し、ジ〜サン鉄のノスタジーだけでアップの駅撮りは、松原団員の

銀塩遺作から釧路発根室本線〜函館本線小樽行上り夜行普通424列車出発情景の

ホーム風景スナップでございます。編成先頭にゃ2・3両の荷物車が連結されてんのが

お約束、ドッチかって言やぁ乗客よっか、昼夜とも荷物を運ぶんで走っていた、当時の

長距離鈍行でした。職員さん達がチッキを積み込んでる最前部のマニ60は、「大航2」

ってな運用番号の荷物車、北海道から津軽海峡渡って大阪まで走ってたんでねぇ。

牽引機は、「釧」のDD51なんですけど、残念ながら機番は読み取れ無かったんです。

カマが頭に付くてぇっと、走る人、歩く人、物売りの台車、旅立ちで賑わうホームです。

釧路発19:07終着小樽着06;52所要11時間45分、対面の人と膝が付っいちゃう、狭い

シートピッチの背ずり直角ボックスシートに座って約半日の鉄旅は、エコノミー症候群

必至でございました。ってな事は無く、半分以上の乗客は地元の通勤通学客の人々、

1時間も経たない内にワンボックス一人か二人になっちゃう、ビンボ〜鉄にゃ最適な

一夜の宿となったんです。最もそんな乗車効率だったんで、荷物・郵便・新聞輸送の

トラック輸送シフト化が、普通列車運転区間ブツ切りの一因になったんですね。

 根室本線 釧路 1973-10

Photo by 松原の親方

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