前回は国鉄の豊橋駅撮りをアップ致しました。でも、何かが足らないっぞって感じた、

駅撮りファンの方は流石です。なので、今回も前回に引き続きましての豊橋駅撮りは、

忘れちゃいけない名鉄編でございます。初っ端登場は、屋根に並んだクーラーキセも

誇らしげ、ロハで乗れる冷房車の先駆けSR車5500系6連でございます。丁度名鉄の

車体色試行錯誤時代だった為、前2両5510番台がスカーレット以前の特急色だった

マルーンと赤っぽいクリーム、後の4両は短命だったストロークリームに赤帯ですね。

次に入って来のは、車体色失敗作ライトパープルの為に形式番号が判読不能だけど、

おそらく戦後初の新造特急専用車3850系だろうと、台車も厳ついゲルリッツぽいし。

そして、名鉄言えばやっぱスカーレットも好ましい、フラッグシップ7000系パノラマカー。

駅撮りのトリを務めるは、当時の名鉄じゃパノラマカーと並ぶ金看板、国鉄高山本線

乗り入れ用のキハ8000系でございます。非冷房ボックスシートが、普通だったの国鉄

急行列車でございますから、冷房付きだったキハ5000系準急「たかやま」の評判は、

大変に宜しかった様でした。豊橋駅撮りのキハ5000系は、神宮前〜高山「たかやま」

間合い運用の有料特急でございます。しかし、伊那・三信・鳳来寺・豊川の4私鉄が、

お上にカツアゲ同然の戦時買収されずに敗戦後名鉄と合体してたら、どなん駅撮り

楽しめたんだろうか？

　 名鉄　名古屋本線　豊橋　1968-3

 Photo by 松原の親方