2014年6月第3回 |
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貨物列車撮りに岳南に何回か行ったんですけど、ED501を比奈で見たのは、この時 一回だけでございました。上田丸子から名鉄に流れ、岳南鉄道が終の棲家となった 川崎造船御謹製の国産古典電気機関車は、当に鉄道界の至宝なのでございます。 比奈の側線で2挺のパンタを上げ青ワム2両従えたED501を見た時の感激は、今も 憶えているのでございます。ところが、パンタは上がっているもののキャブは無人の まま、一向に動く気配がございません。下りの貨物レを吉原本町の踏み切りで撮り、 そのまま吉原に出て帰るつもりだったので、ED501を諦めて泣く泣く次の上り列車に 乗車して吉原本町に向かったのでございました。その後、岳南を訪れる度ED501は イツモ岳南富士岡でお休みしておりました。そして、2012年3月で貨物列車は廃止と なり遂に営業運転でED501の走行シーンを拝む事は、不可能となってしまいました。 しかし、未だ動態で車籍を有している筈の古典機、機会が合えばその鼓動を五体で 感じたいのでございます。だけど、無計画てぇのは、後々まで響きますなぁ。 岳南鉄道 比奈 2007-3 Photo by 団長 |