2012年9月第5回 |
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入生田で交換するは、顔こそ違えど昭和の香りが漂う小田急最後の通勤型鋼体電車 8000形と初の銀箱電車1000形。小田急同士の交換ながら、小田原〜箱根湯本間は 箱根登山鉄道線となっております。少し前は小田原からも箱根登山モハ1形などが、 小田急の乗り入れ車に混じって吊り掛けモーターを唸らせて走っていましたが、今は 車庫のあるここ入生田まで回送電車が走るのみになってしまいました。その証拠が、 深度外でピンボケになった三線区間のポイントなのです。平坦な小田急本線と違い 早川沿いの山肌に張り付いて高度を上げるこの区間は、季節の花々や木々の緑が なかなか宜しいアクセントとなっております。普段見慣れた小田急と違ったイメージが 味わえる、撮り鉄には絶好のポイントが散在しておりますよ。なんてコメントしながら、 説得力のない駅撮り写真でシッツレイ致しました。 箱根登山鉄道線 入生田 2009-3 Photo by 団長 |