名鉄揖斐線黒野駅。揖斐線の中間駅であり谷汲線の起点駅、当時の運行形態では
岐阜市内線から直通するトラムの終着駅、また、本揖斐行と谷汲線の始発駅でした。
構内には車両基地もある中核駅で、駅舎は中部の駅百選にも選ばれた趣きのある
作りでした。そしてこの駅に集う車両たちも趣味的には興味津々の750形や510形。
岐阜市内から直通する新鋭路面電車が2番線に到着すると、同一ホームの3番線と
隣の1番線から鉄道線の吊り掛け電車が出発して行くといった、鉄な人には堪らない
光景が見られたものでした。 この光景も2001年に黒野−本揖斐間と谷汲線の廃止で
見られなくなり、黒野駅も2005年に岐阜市内線・美濃町線・揖斐線の廃止で歴史に
幕を下ろしました。って寂しいやねぇ、別に古い電車残せてんじゃ無く、何処かお金の
使い方が間違ってる様な ・ ・ ・ 名鉄揖斐線 黒野 1997-7 Photo by カモ
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