2011年12月第2回 |
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ドメスティックからアジアのハブを目指してへ再び始動し始めた羽田空港。その羽田と 京急蒲田を結ぶ空港線、現在ではエアポート特快・急行が行き交う、本線並ぶ京急の 主要路線となりましたね。京急蒲田も上りホームは高架となり、下り方面も2012年の 完成を目指し鋭意工事中でございます。そんなアクティヴな空港線も京急蒲田も時を 40数年ほど戻せば、ご覧のとおり長閑な支線風景と相成ります。空港線専用ホーム 1番線には最後のご奉公に励む京急戦前の名車デハ230形が停車中、行き先表示は モチロン鉄板の方向版がぶら下がっております。古来から梅に鶯、吊り掛けにサボと 決まり事ある訳なんで、こういう眺めに方向幕なんて無粋なものは論外でございます。 そのサボ、蒲田の上の2文字が京浜なっていますね、右側の羽田空港も名ばかりで、 穴守稲荷近く海老取川に架かる稲荷橋のたもとに在り、空港は遥か彼方なのでした。 そういや、昔は空港線なんて呼ぶやつぁいなかった、ミンナ穴守線って呼んでたっけ。 飛行機なんて、庶民にゃ全く関係ない乗りモンでしたからね。 京急空港線 京浜(京急)蒲田 1968-? Photo by 団長 |