2011年7月第4回

6月(2011年)の末に伊豆箱根鉄道大雄山線の5000系が甲種で丹那トンネルを越え、

駿豆線の大場工場へ検査入場との情報をネットで見つけ、行って参りました。なので、

今回ご紹介は三島駅で出番待ちのイズッパコの電気機関車ED32なのでございます。

昔はローカル、大手を問わず、側線などでよく見られた私鉄の電気機関車も近頃は

其の殆んどが絶滅危機品種状態ですね。戦後に設計された箱型デッキ付のカマなら

貨物列車を運行している、秩父や三岐などで未だ活躍しているところを見られますが、

定期運用を持たない電気機関車は普段は庫の奥深く、鉄の目に留まらないところで、

お休み中なのでございます。そんなカマの一つがイズッパコのED32、いわゆる東芝の

戦時標準設計と言われる凸型の小型電気機関車、古典機じゃ無いけど、十分時代を

感じさせてくれますね。

伊豆箱根鉄道駿豆線 三島 2011-6

Photo by 団長

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