2010年3月第1回


ミニスカートのオネ〜サンが溢れているのは、松戸駅新京成ホーム約40年前の光景、

と言う事は、きっと美しかった筈のオネ〜サン達も今や立派なオバサンなんですね。

そのオネ〜サン達を運んできたのがホームに停まっているモハ100形電車、親分の

京成から譲渡されたセコハンながら25両と言うまとまった両数で、中小から準大手に

脱皮しようとしていた新京成の輸送に貢献した車両でした。オジサン鉄は新京成と

言われて先ず頭に浮かぶのがこのモハ100形じゃないでしょうか。現在は出入庫時の

くぬぎ山行き・ラッシュの新津田沼行き以外に線内折り返し列車設定が無い新京成も

この頃は松戸口から写真の五香行き、津田沼口からは鎌ヶ谷大仏行き区間列車が

2本に1本の割合で設定されていたんですよ。そして、その行き先を表しているのが

パタパタと呼ばれている捲り形式の行先板、白抜きのデザインも親方京成と同じ様に

行き先別になっていました。ところで、この電車の番号「111」のゾロ目なの分ります?

昔も今もこういう番号の車両に会うとナントナク嬉しく成っちゃうんですよね。

            新京成電鉄 松戸 1971-5
 Photo by 団長

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