列車の後ろに見えるは御存知京都タワー、中学の修学旅行で初めて見たときなぜか
感動しましたね。と言うことはここは京都駅。今では無機質のビルに押し潰された様な
暗くて陰気なホーム、その山陰線ホームの41年前の光景です。当時の山陰本線は
C57牽引の列車がほとんどで、現在では嵯峨野観光鉄道と名を変えた保津峡を通る
風光明媚な路線でした。いつかは保津峡を走るC57の勇姿を撮りたいと思いつつも、 その願いは叶いませんでしたが・・・。この時も雨の中、早朝の京都駅で粘りましたが、
撮影できたのはC57とDF50各1本きりで、ちょっとガッカリ。でも今じゃDF50の旅客の
方が珍しいかな、って思いこちらの写真を披露します。暗いホームに花(?)を添える
湘南色は京都駅でも、もうすぐ見納め、おきまりのステンレス電車となってしまいます。
冷たく感じる銀箱電車が発着する暗いホームは嫌だけど、是も時の定めなのか。 山陰本線
京都 1969-3
Photo by むさちゃん
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