2010年1月第3回


今週の駅撮り探検団は東北本線と常磐線のジャンクション「日暮里」でございます。

下り方面は駅撮りには不向きですが、上り方面は常磐線のホームからは見たとおり、

普通に駅撮りが楽しめます。ただ難点は企画列車でも運行されなければ、同じ様な

E−○○○系バッカリで車両的には変化に乏しいってぇところしょうかネ。そんな中で

ちょいと趣のあるのが、今や東海道本線のブルトレ全廃で鉄路の超レア物と化した、

客車寝台列車の下り「北斗星」2号・4号の尾久への推進回送列車なんでございます。

動力車+客車の列車組成が当ったり前だった昔は上野〜尾久で何時でも見られた

光景でございました。推進運転の動力は最後部のEF81、運転制御するのもEF81の

機関士さんですが、当然列車前方は見えません。そこで登場するのが推進機関士。

全開にしたオハネフ25の貫通路に居るのがその推進機関士さん、携帯ブレーキ弁を

エアホース直結して(非常制動用)前方を監視し必要に応じて警笛を鳴らすんです。

その警笛の音がラッパに似ている為、推進機関士に付いたあだ名がラッパ屋さん。

オジサン鉄の耳には心地よい響き、なんとなく昔懐かしくなるあだ名なんだなぁ〜。

            東北本線 日暮里  2008-7
 Photo by 団長

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