わかりますか?

ああ!あれか、という記憶をお持ちの方もおられるはずです。
皆さんも記憶の端っこをたぐって見てください。

 

機械灯列式入換信号機  

この方式はかなり以前に規則より廃止になった          
信号方式であるが、専用線のためか残っていた。
左の写真は進行を示しており、停止の場合は
水平になる。裏面は斜め線表示である。
残念ながら専用線の廃止('99年)とともに、最後の
機械灯列式入換信号機も消えてしまった。

太平洋セメント 埼玉工場専用線にて

SL全盛期の客車暖房は蒸気によって行われて
いたため、蒸気暖房設備のない電気機関車には
暖房車が連結されていた。
暖房車は廃車SLのボイラ流用が多かった。
中央線で遅くまで使用されていて、昭和40年前半
まで新宿駅でもケムリを見ることができた。

中津川機関区にて(71年)

マヌ34暖房車

旧客は電気暖房がないため、暖房車が必要となる
車両。電気暖房付の車両は2000番代となる。

奥羽本線 東能代にて

バックで登坂中のD51

復活蒸気はタンク車が多いのでバック運転は
お馴染みですが、蒸気全盛時代には希にD51の
バック運転もありました。
機関士が身を乗り出して前方を確認しながらの
登坂走行です。
もっとも撮影者にしてみれば「ありゃバックだ」
と言ってがっかりしたものでした。

八高線 高麗川→東飯能 (70年)

 

空気式転車台駆動装置 

SLの方向転換に用いる「ターンテーブル」には、
古くは人力、最近では電気(モータ)で行っていた。
これは転向するSL自らのエアにより、装置を駆動
するもので、シリンダについた「腕」がレールを
たぐり寄せて少しづつ転向するシーンは、感動的
である。現在では小樽交通記念館のアイアンホース号
が使用している。

夕張鉄道 鹿ノ谷機関区にて(73年)

マイクロバス改造職員輸送車(?)

2軸台車をはいた鉄道用バス(?)です。
レールと一般道を走行するトラックは今日では珍しく
ないが、バス改造は用途を含めて不明。
メーカは東洋工業(現マツダ)と思われ、ハンドル
も車のものそのまま付いていたと記憶しています。

深名線 朱鞠内駅にて(73年)

キハ07改造試験車

フツーのディーゼルカー? いいえ外見はフツー
でも中身はガスタービンを積んだ高性能車です。
左はキハ07204流用のガスタービン試験車です。
この後、前面はピンク色の角張った形に改造
されますが、まだオリジナルの顔の時の写真です。

汽車会社にて(69年)
※隣は国鉄 越中島貨物線)

JNRマーク付きのC58

廃車状態のC5833の「門デフ」にJNRのマーク。
走行中を撮影したかった。
                    北見にて(75年)

 

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