07年3月1回目


今回は久しぶりに正統派の面影を残した、今時の京王井の頭3000系でございます。

今でも井の頭線に乗れば普通に見られレアでもナンデモございませんが、スリムな

断面で片開き乗降ドアの一次形や非冷房の原型2次形はとうの昔にUPしちゃたし、

地方私鉄に譲渡された3000系もミンナ使い果たして仕舞いました。ってな訳で唯一

残ったのがチョッとオッカナイ顔に整形されちまった、リニューアル3000系なんです。

デビュー当時はそのままじゃ、味も素っ気も無い無塗装ステンレス製車体に変化を

つける為、7色の強化プラスティックを前面に付け「ステンプラカー」と呼ばれました。

現在も前面は見た目当時と同じ「ステンプラカー」ですが、オッカナイ顔に整形された

3000系の前面上半分は普通鋼に塗装をしたモノに変ってしまい「ステンプラカー」

ならぬ、「スティールプラカー」?になっちまいました。それでも、行き先表示が未だ

昔からのお約束の位置にLED化にもならないで、方向幕で残っているのがアナログ

大好きのオジサン鉄には嬉しいっすね。

(譲渡された3000系はコチラをクリック 上信 岳南 北鉄 松本電鉄

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京王井の頭線 明大前  2004-10
Photo by 団長