思いでの伊豆急

 

ご存知のように伊豆急といえば、伊東ー伊豆急下田を結ぶ有数の観光路線!! 全長45,7キロの間には
海辺の風光明媚な区間も多く、今も東京から多くの特急が乗り入れています。伊豆急の看板列車の
リゾート21は、まさに今の伊豆急を代表する列車ではないでしょうか。この伊豆急が開業したのは
1961年12月。この開通により東伊豆地域の観光は飛躍的に向上し、現在の観光王国伊豆を形成して
いったと言っても過言では ありません。開業時に導入された100系は、リゾート21が入線するまで長い間
主力として活躍してきましたが、これも今は見ることができません。また 1980年まではED2511牽引の
貨物列車も運転されておりました。私がそんな伊豆急を訪ねたのは1973年のことでした。当時の伊豆急、
観光路線らし い写真はあまりありませんが、ご覧いただければ幸いです。     1973年撮影

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伊豆急と言えばやはりこのシーン。美しい海岸線を行くブルーツートンの100系  片瀬白田ー伊豆稲取??

グリーン車も連結された、堂々たる編成の100系普通電車  川奈ー富戸

カラーでないのが残念!! こちらも海辺を行く100系電車  場所 不明

1969年運転が開始された157系「あまぎ」は当時のピカ一列車!!  この157系が
「あまぎ」から退いたのは1976年のことですが、蒸気とほぼ同時期の終焉でした。

100系は伊豆急開業時から導入された電車ですが、その後1972年まで増備が続き、長く
伊豆急の主力として活躍しました。しかしこちらも2002年にすべての運用から姿を消しました。

同じ100系でも、時代によって形状が変わっていました。左の車輌は後年
製作されたもので、高床運転台となったことで、前面形状も変わっています。

 

こうして見ていると伊豆急らしい写真ばかりですね。(笑) ただモノクロというのが
いかにも思鉄というところですが・・・ところで伊豆急には、あまり目立ちませんでしたが、
観光とは全く無縁のこんな列車も走っていたのです。次のページにはそんな伊豆急を
載せてみました。

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