旭川電気軌道

 

国鉄旭川駅からバスで10分ほどのところ、四条18丁目バス停をおりると、旭川電気軌道の旭川四条駅が
ありました。ここを起点に東山にいたる線と途中旭川追分から分岐して旭山公園に至る線があり、ともに
ほぼ1時間間隔で運転されておりました。私が訪れたのは昭和46年3月23日。実はこのとき体調を崩して、
札幌の宿(札幌のYH,札幌ハウス=今もあるのでしょうか)で寝ていたのですが、午前11時頃になりなんとなく
体調が良くなってきたので、ここを訪れたわけです。したがってホントに僅かの訪問に過ぎず、しかもやはり
体は復調せず、結局、旭川四条と旭山公園の間を往復し、四条の駅とその近辺の併用区間の撮影のみ。
その後比較的早く廃止となり2度目の訪問はなりませんでしたが、この時に訪問していたことが良かったの
かどうか。なにしろ無理がたたって高熱を発し、翌々日には北海道を去らねばならなかったので
。若い日
の苦い思い出です。


旭川駅四条駅にて

モハ1000 昭和30年日車製 単車代替のために新造
された。ノーシル・ノーヘッダーの垢抜けた車両でした

モハ100 昭和24年日車製 半鋼製2軸ボギー車 当社初のボギー車でした

手書きの行き先表示板

旭川四条18丁目バス停にて

モハ500 定山渓の100形のボディを流用して
1956年製造、しかしほとんど当時の面影はなかった

旭川四条を出ると2キロくらいの間、併用軌道をはしる

終点「旭山公園」駅 いかにも北海道らしいモダンな建物だった

 

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