礼 文 に て

 

室蘭本線で長万部の次の駅「礼文」。大岸側は海沿いの景勝地礼文華海岸を行く姿、そして静狩側は
礼文華トンネルに向かって峠越えに挑む、雄大な大築堤を行く姿が見られました。走る機関車はD51が
中心でしたが、私が行った頃はまだD52の姿も見ら れ、煙を高く上げて長大貨物を牽引する姿も
見られました。1970年に静狩側を訪れた後、翌1971年三月には大岸側の海沿いのポイントを撮った
のです が、冬場には珍しく天候にも恵まれD52・D51の姿を撮ることができました。この時期はC62重連
「ニセコ」を撮るのが主目的であり、礼文はそれぞれ一 度だけの訪問に終わりましたが、まずまずの
成果を得られたと思います。惜しむらくは特にカラーのネガがカビにやられてしまったこと。できるだけ
カビの修正はしてみましたが、30年以上も前のものだけにあるていどやむを得ないのかもしれませんね。

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1970,3  礼文駅にて  朝の駅に貨物列車が佇む、職員さんはポイント点検に向かうのだろうか?

1970,3     DD51の通過を見送るD51の貨物列車。

1970,3   礼文駅を発車する下りの貨物列車、カマはナメクジのD51 64号機。

 

1970,3  こちらは礼文を出発するD52 468号機 牽引の貨物列車。

1970,3  礼文を出て峠に挑む上り鈍行列車。

1970,3   礼文の大カーブにさしかかるD51牽引の普通客レ。

1970,3  礼文の大カーブを行く貨物列車  旅客に比べて長大編成。

1970,3  上と同じ列車を今度は標準で、実は撮影場所の記憶がほとんど残っていない・・・恐らくトンネルに
入る手前の国道の当たりかと思うのですが。

次ページでは礼文華海岸の旧線を行く姿をUPしました。合わせてご覧下さい

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