雪の飯山線

 

長野(正確には豊野だが)と新潟県越後川口を結ぶ飯山線。日本でも名だたる豪雪地帯を行く鉄路は、
途中飯山、十日町などの都市部もあるが、大部分は雪深い山の中である。また沿線には野沢温泉、
戸狩、津南などの有名スキー場も点在している。私がこの線を訪れたのは、1972年1月の正月休みの
時である。この頃はまだC56が健在で貨物は勿論、飯山から長野までは、朝の通勤列車もあった。
残 念ながら正月ということで貨物の量が少なく、たった一両を牽いて行く姿が、目に残っている。結局
僅か一日だけの訪問に終わったが、小海線のC56とはまた 違った魅力があった飯山線。ここももっと
じっくり狙ってみたかった線区です。

 

替佐付近   ここは築堤でずっと登ってくる場所だが、貨物一両では・・・

替佐付近   このC56130は大きな集煙装置の姿で人気がありました。

替佐付近  これは朝一本の旅客列車  撮影地までたどり着けず、客車も写っていない(トホホ)

替佐付近  おまけに暗くて無理やり流したものの、息も上がった状態でご覧の通り(トホホ)

津南付近  替佐で撮った後津南に移動、途中貨物を抜くダイヤで、再度C56130を撮れた。

津南にて  この年は雪が極端に少なかったが、流石は名うての豪雪地帯、スノウブロウの5-69とは????

津南にて   この駅では上下の貨物の交換も見られた。

津南にて  入れ替え作業のC56 96号機、 駅の横はスキー場で、線路ぎわにリフト乗り場があった。

津南にて  津南を発車する貨物列車、C56のツララ落としが、厳めしい。

十日町にて  飯山線の中心駅の ホームの手荷物が懐かしい。また豪雪地帯なのに、何故か気動車には
         スノウブロウがついていませんでした。

 

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