2009年5月1週


在来線特急華やかなりし国鉄黄金時代を思い出させる、ボンネット485系「はくたか」。

1958年、始めて東海道本線に走った電車列車の特別急行「こだま」号が憧れだった

オジサン鉄は特急と言われて、真っ先に思い浮かべるのがこのボンネット型の電車。

「はくたか」は元々伝説の長距離特急キハ82「白鳥」の上野分割編成を独立させて、

東京と北陸を結ぶ特急として走った由緒正しき特急列車でございます。近頃時刻表を

賑せているヤタラとカタカナを使った有料快速とは格が違うんです。その「はくたか」も

今や上越新幹線のお陰で、越後湯沢始発ナンテ情け無い事にになっちまったけど、

ほくほく線内160km運転なんていう自慢が言えるだけ、まだマシかも知れないですね。

普段は681・683系で運用の「はくたか」だけど、多客時になったら、またボンネットの

臨時「はくたか」が走ってくれる事を、オジサン鉄は願っておりますぞ。 

             上越線 石打〜大沢 2004-8
 Photo by 団長