碓氷峠から轍の響きが消えてから今年(2008)で、早10年の月日が経過しましたね。 旧客車の窓を開けて買った横川の釜飯も、峠のシェルパEF63も今では遠い過去の
物語となってしまいました。そのEF63と共に消え去ったのが、碓氷峠区間直通列車の 牽引用に開発されたEF62。碓氷の急勾配でEF63との協調運転を前提にした設計が 取り入れられていました。でもこれが災いしたのか、JR-Eのインボーか?、新幹線の 開通による信越本線横川〜軽井沢間碓氷峠閉鎖で、山の仲間だったEF63と一緒に
鉄路を去っていきました。そんなEF62最後の晴姿「さよなら碓氷峠」号を記録しようと
大宮まで、ワザワザ出かけたのに・・・隣からしゃしゃり出てきた銀箱電車に、見事に
被られちまった、くっそ〜〜っ!。
(ED42が活躍したアプト時代の碓氷峠はコチラをクリック)
東北本線 大宮 1997-9 Photo by むさちゃん