2008年3月第4週


今回のヘッドマークはJR四国の特急「しまんと」。高松と高知・宿毛を結ぶ特急列車

ですが、予讃本線や土讃線の特急は、基点が岡山と高松の両系統の列車が併結で

運転され、列車名や運行形態も複雑になっています。車輌は2000系。しかし、どうも

形式にキハが付かないと落ち着かないのは、思鉄だからでしょうか。その2000系は

1989年に登場。曲線でも高速走行が可能な、世界初の制御付振子式特急気動車

として、また強力エンジンで線形の悪い四国の特急の高速化を図った車輌でした。

「しまんと」は1988年に高松と高知・中村を結ぶ特急として登場。当初はキハ181系

による運転でしたが、1990年からは2000系と併用、その後全列車が2000系となり

現在に到っています。名前はもちろん、日本で最後の清流といわれる、四万十川

からとっていますが、ひらがなだと何となく変な感じ・・・。これはぜひとも漢字表記に

してほしいな〜などと思ってしまいます。

             予讃本線 高松 2002-9
 Photo by 松原の親方