凍てつく北の大地を疾走する特急「スーパーおおぞら」。振子式気動車キハ283系の
運用により札幌ー釧路間を、従来の「おおぞら」から大幅に時間短縮した列車です。
特に冬場は道路事情が厳しいこともあって、増結車もあるくらいで、まさに北海道を
代表するネームドトレインのひとつでしょう。とはいえ、ヘッドマークがLEDという事も
あって、よく見えないのがちょっと残念ですが。
「スーパーおおぞら」は1997年、根室本線・石勝線の高速化にあわせて登場しました。
当時は183系による「おおぞら」と、283系「スーパーおおぞら」とが併用されての、運転
でしたが、今は全7往復すべてが「スーパーおおぞら」に統一されました。この列車の
他はほとんど単行のローカル気動車ばかりが発着している、情け無い近頃の釧路も この列車の到着、そして出発間際の一時だけは、往年の華やかさが戻るような感じが
するのはオジサン鉄のノスタルジーなんですかね。 根室本線 大楽毛〜釧路 2006-1
Photo by 松原の親方
|