またまた登場は九州のキハ185系特急。コノマエの”あそ”に続いての登場は、特急
「ゆふ」。今回は名峰由布岳というか湯布院温泉というか、とにかく現在九州を代表
する観光地となった湯布院にちなんで名づけられた久大本線の特急です。JR九州も
この方面の観光輸送に力を入れてていて、DX観光特急”ゆふいんの森”はその看板
でしょう。それに比べるとこの「ゆふ」はちょっと地味メかな〜。しかし列車運転本数
はこちらの方が多く、一般向けにはむしろ主役といえるでしょう。「ゆふ」の名を持つ
列車は、1961年に準急として登場した”由布”がその始まりでした。その後1966年に
急行に格上げされ、博多ー小倉を久大本線経由で結ぶ???列車でした。と言うより
2系統の列車を一本で運転していたという方が正しいのでしょう。その後分割併合の
得意なDC急行らしい多層立て急行として活躍していましたが、1992年7月に特急化、
この時に車輌はキハ185系に変わり、また運転区間も久大本線経由の博多ー別府
というすっきりしたものになり、ネームもひらがなの「ゆふ」になりました。しかしねぇ
運転区間はスッキリしたけど、運転日と列車種別はスッキリしないなぁ〜。 鹿児島本線 二日市 1995-10
Photo by 松原の親方
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