上信電鉄は高崎と下仁田を結ぶ北関東のローカル私鉄。そこに今も残る二台の電機
デキ1、デキ3はこの鉄道の名物といってよいでしょう。今から83年余り前の1924年、
ドイツのジーメンス社で作られたこの機関車は、貨物列車などで活躍していましたが
平成6年に運用から引退しました。元々三両あったうち残った2両は、今でも保線用と
して、工事やイベント列車などで走り続けています。
この「ファンタジー号」は、毎年5月のゴールデンウィーク時に運転されているイベント
列車ですが、私が撮ったのは2004年の5月のイベントの時!!。古豪らしいスタイルは
なんとも魅惑的なものでした。このファンタジー号のヘッドマークと側面に書かれた、
装飾のデザインは松本零士氏のものです。銀河鉄道999ならぬ上信の煌く星として、
いつまでも走り続けてほしいものですね。
上信電鉄 下仁田 2004-5
Photo by 松原の親方
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