毎度お馴染み非難の的、○張鉄で駅撮りの最中、向うのホームに懐かしい気動車が
入線。おっ、キハ181国鉄色の特急だ! と勇んで撮りに行ったら、よく見りゃサイドに
フグのシールが貼ってあるじゃないの。やっぱり下関のフグ(山口ではフクと言うそうな) をアッピールしているのでしょうか。北九州から山陰方面の特急というと、オジサン鉄 には博多〜京都間をロングランした”まつかぜ”のイメージが強いのだけど、元々この 区間を通しで乗る普通の客なんか当然居るわけ無く、1985年に博多−米子を分割して
登場したのがこの「いそかぜ」。しかし時代は国鉄からJRへ移り、博多−小倉間では JR九州がスピードアップとフリケントサービスに力を入れ、JR西日本でも山陰本線を 益田まで高速化。こうなると、非電化区間の花形も今や鈍足ディゼルカー。運転区間が
小倉−益田に短縮された時点で行く末は見えたようなもの。2005年3月のダイヤ改正で
つい廃止されてしまいました。
鹿児島本線 小倉 2001-12 Photo by カモ