2006年7月第5週


毎度お馴染み非難の的、○張鉄で駅撮りの最中、向うのホームに懐かしい気動車が

入線。おっ、キハ181国鉄色の特急だ! と勇んで撮りに行ったら、よく見りゃサイドに

フグのシールが貼ってあるじゃないの。やっぱり下関のフグ(山口ではフクと言うそうな)

をアッピールしているのでしょうか。北九州から山陰方面の特急というと、オジサン鉄

には博多〜京都間をロングランした”まつかぜ”のイメージが強いのだけど、元々この

区間を通しで乗る普通の客なんか当然居るわけ無く、1985年に博多−米子を分割して

登場したのがこの「いそかぜ」。しかし時代は国鉄からJRへ移り、博多−小倉間では

JR九州がスピードアップとフリケントサービスに力を入れ、JR西日本でも山陰本線を

益田まで高速化。こうなると、非電化区間の花形も今や鈍足ディゼルカー。運転区間が

小倉−益田に短縮された時点で行く末は見えたようなもの。2005年3月のダイヤ改正で

つい廃止されてしまいました。

              鹿児島本線 小倉 2001-12
 Photo by カモ