2006年7月第4週


国鉄時代、 散々悪態ついた短距離特急183系の「かいじ」。この列車も気が付いたら

いつのまにかミ〜ンナE257系にかわってしまいましたね。

特急街道の中央東線で東京と甲府を結んでいたこの列車、1961年にその名の通り、

東京は新宿と、甲斐の国の国府甲府を結ぶDC準急として登場しました。1965年には

電車急行化され、一時はその名のまま松本まで延長運転されたこともありましたが、

まもなく新宿ー甲府間運転に定着しました。、そういえばその時代には115系による、

こんな「とんでもない急行かいじ」もありました。

その後一時季節列車に格下げされたあと、1988年にめでたく???特急として復活!! 

あずさ」ともども中央東線の代表列車となり、東京と甲斐の国とを結ぶ列車として、

活躍しています。この国鉄色183系「かいじ」も、2002年にはE257系に置き換わって

しまい、今は懐かしいものとなってしまいました。現行の特急「かいじ」唯一の救いは

”スーパー”とか”ナンタラビュー”とか訳のわからないカタカナが頭に付かない事か。

っても三鷹まで停まる凄まじい停車駅の設定じゃ「スーパーかいじ」なんて、とっても

恥ずかしくて付けられないやねぇ〜。

              中央東線 笹子 2001-9
 Photo by 松原の親方