2006年6月第4週


 ’二度有ることは三度ある’、の諺を良い事にまた出しちゃいました。三度目の正直?

以前にご紹介はキハ81583系、思鉄的にはマトモな「はつかり」でしたが、三度目は

485系リニューアル車の「はつかり」。思い起こせば今から48年前1958年(昭和33年)

C62牽引客車列車に始まり、日本初の気動車列車による特急キハ81、東北本線の

全線電化で登場した昼夜兼用オールラウンダー583系、交直両用の一大勢力485系、

スーパー特急E751系と引き継がれ、東北新幹線盛岡開業で、最終には活躍の場は

盛岡以北になりましたが、東北地方初の特急という金看板を背負って走り続けたので

あります。しかしながら、2002年のダイヤ改正で、なーんとこの超名門特急の愛称が

廃止されてしまったではあーりませんか。「白鳥」は百歩譲ったとしても、なんで急行

津軽」に負けにゃ〜ならんのじゃ〜。いくら東海道筋のセコハン客車でのスタート

だったとしても、「がっかり号」と揶揄された故障続きのディーゼルカーだったとしても、

オジサン達にとっては北へ向かう憧れの金看板。再びその雄姿をみちのくの鉄路へ、

「はつかり」現役復帰を願っておりますよ。HMの永久欠番ナンカ嬉かねぇ〜や!

              東北本線 盛岡 2001-3
 Photo by カモ