2006年5月第3週


 今年の5月14日で遂に閉館されてしまう交通博物館、1936年(S11)に東京駅北側の

高架下から万世橋に移転され、この地では71年間鉄ちゃんの夢を育んできました。

博物館は旧万世橋駅本屋の基礎を使って建てたそうで、建物の老朽化が立て替えの

理由だそうです。子供の頃から何度も足を運び、この年になっても「鉄世界」から足を

洗えないのも≪交通博物館≫の影響かも?閉館ということで足を運ばれた人も多いと

思いますが、閉館の記念に保存車両には往年の特急を飾ったHMがついていました。

マレー8850形は「つばめ」、C57は「さくら」、1号機関車は「富士」をあしらうHMでした。

今週のHM探検団は以上3つのどれでもなく、当然、最も注目度が低い(と思われる)

思鉄的HMは急行”アルプス”や”かいじ”などで御馴染みのホームベース形のHMに

さよなら交通博物館」を付けた167系にケッテイ〜、このお面は実際の車両じゃない

そうですが、鋼体は実車と同じだそうで、デカメライトがまたイイ。是非この実車擬いの

167系お面も、大宮へ無事移転して貰いたいと願っています。

              交通博物館 萬世橋 2006-4
 Photo by むさちゃん(武蔵高萩)