2006年1月第2週


 ネタも尽き切れ、車両を変えてのヘッドマーク使いまわしの反則技も、回を重ねりゃ

モウ怖かぁねぇぞ!「富士」でも「さくら」でも持って来い!ってことで持ってきました。 

富士」は前にもDF50で登場しておりますが、今回はEF65のP型でございますよ。

 今を去ること77年前、日本で初めて付けられた列車愛称が「富士」と「櫻」。

1・2列車が「富士」、3・4列車が「櫻」でございました。 しかも、「櫻」が三等車のみの

編成だったのに対し、「富士」はマロネ2両+スロ+スシ+マイネ+マイテという

超豪華編成。 当時の終点下関から関釜航路で釜山に渡り、満鉄、シベリア鉄道を

経由してパリに至る国際連絡列車の一翼だったのであります。 そんな絢爛豪華な

欧亜連絡特別急行も遥か昔の物語、今や青息吐息の2列車混合ブルートレインに

なって仕舞いましたが、この写真の頃はまだまだ光り輝くよき時代でございました。


              東海道本線 横浜 1967-3
 Photo by カモ